令和5年度日臨技北日本支部医学検査学会(第11回)を、一般社団法人福島県臨床検査技師会の担当で、令和5年11月4日(土)・5日(日)に福島県福島市において現地開催させていただくことになりました。
第1回は東日本大震災翌年の2012年に復旧間もない福島県で開催し、その後11年を経て再び福島市での開催となります。
学会のメインテーマは「温故創新(おんこそうしん)」、サブテーマは「“今”の挑戦を“未来”につなぐ」としました。温故創新の意味は“古くからの教えに学びつつ新しい物事を創り出す“です。
今まで培われた知識と技術を継承しつつ、時代の要求に応じるべく挑戦を繰りかえすことが、まさに次世代の臨床検査の創造に繋がります。
私たちは新型コロナウイルスによって医療現場から生活まで、今まで経験したことのない苦渋を強いられましたが、その中でPCR検査の普及や感染対策を講じた検査の構築に寄与してきました。今後も、超高齢化社会における2025年問題や医師の働き方改革に伴うタスクシフトなど、医療界は変革を迫られています。私たち臨床検査技師もこの時代の潮流に即して進化すべき時であります。
本学会では、特別講演、教育講演、一般演題、ランチョンセミナー、機器試薬展示等を企画しております。日頃の研究成果や情報を皆さんで共有することで知見を広げていただきたく、学会の準備・運営を進めております。
会場は2021年に開設された福島県立医科大学保健科学部駅前キャンパスと隣接する福島学院大学駅前キャンパスであり、福島駅から徒歩2分の立地となっております。
福島県臨床検査技師会会員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。